アフィリエイトはつらいよ

セキュリティー
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

このところ本家のブログの方でソフトやアプリ関係の記事を書いています。

もともと食べ物関係のブログのつもりで始めたのですが、提携先がなかなか見つからなったりで限界がすぐにきてしまい、もともとソフトウェアやサイバーセキュリティ関連の業務をしていた経験からソフト関係の記事を書き始めました。

他の方がどういうアプローチをとっているのかわかりませんが、記事を書く以上対象となる商品を実際に食べるなり、使うなりしてみないと中身のある記事がかけないと思っています。もし、そうでなければ自分が書く必然性もありませんし。

ただ、往々にして「自分の好みではない」「使いにくい」「思うように動かない」ものにぶつかります。そんな場合でも、基本広告なのでネガティブなことをなかなか書くことができません。広告主によってはネガティブなことばかり書いた場合には提携を取り消すというところさえあります。

しかしながら、たとえば機能の不具合などは客観的な事実であり、それを読み手に伝えるのはブログの書き手としての義務ではないかと考えます。それが、いざアフィリエイトブログになると、「事実」には触れず、「広告」通りの美辞麗句しか書かないとなると、それはもはや読み手を欺くことに他なりません。アフィリエイトには向かないのかもしれません(笑)

そんな状況なのでアフィリエイトブログをはじめて約1年たちましたが収益はほぼありません(苦笑)。どちらかというとセルフバックを利用して買い物をしたり、食品やソフトなどの紹介記事をぼちぼち書いている感じです。

前置きが長くなりましたが最近記事を書いたカスペルスキーノートンについて記事にはできなかったことがあるのでここで書いておきます。

カスペルスキー

カスペルスキーはロシアの製品だということ以前から敬遠していたのですが、いざ使ってみるととてもよくできていてびっくりしました。他にたくさんの同種のソフトを体験してきましたがずば抜けています。そう思ってもブログ上にそうは書くことができません。それはとりもなおさず、他の同種のソフトを貶めることになるからです。そんな場合は申し訳なく思いながら、アフィリエイト対象になっていない製品を比較対象にしています。

そんなカスペルスキーですが、パスワードマネージャーをインストールするときに3回も同意を求められちょっと驚きました。ちょっと多くないですか?

まずはひとつめ、同意するしか選択肢はありません

ここでいうデータにはパスワード情報も含まれるはずですがそれがどこか知らない国に送られる?怖くないですか?

でもよく考えるとどのパスワードマネージャーもパスワード漏洩のチェック機能があり、それってどこかにデータを送ってチェックしているわけで、それにも関わらず何の同意も求められていない。。。そちらのほうが実はもっと怖いのです。

気になってカスペルスキーのプライバシーポリシーを読んでみました。

引用元:カスペルスキーのプライバシーポリシー

よくよく読んでいるとカスペルスキーはEUのGDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)に準拠しているようです。それならこれだけの同意をとらなくてはいけないのも納得できます。

参考:EU一般データ保護規則 – Wikipedia

国家機関には提供しないと書かれているのがいかにもロシアという気がしますが、当局から求められたらなんだかんだ情報を提供するというように読めます。

収集したデータを処理する場所がたくさん書かれていてその中にはロシアはもちろん中国やベラルーシなども含まれています。おそらく各国にサーバーが分散されているのであろうと推測しますが第3国に送られることもあると書かれています。

続いて2つ目です。こちらは同意しないという選択肢もあったので「同意しない」にしました。

こちらは設定でいつでも「同意する」「同意しない」を変更できるようです。

ただし、何がマーケティングの目的に沿ったデータなのか明確には書かれていませんし、他の2つに同意をしている時点でほとんどの個人情報提供に同意しているので「同意する」にしておいたほうがよいかもしれません。下記のように暗に機能制限をかけるような文言もありますので。

そして3つ目です。こちらも同意するしか選択肢はありません。これはマイカスペルスキーに関する同意のように思います。

カスペルスキー本体のインストール時には何も同意を求められなかったのは個人情報を扱うようなソフトではなかったためですね。

ノートン

ノートンも久しぶりに触りました。以前はとっても重い印象があったのですが、だいぶ快適にはなりました。

以前から通知類が多い!とは思っていましたが、サイレントモードなるものも用意されているようです。

ひとつどきっとさせられたのは下記のポップアップです。頻繁に出ます。それも、ノートンのウェブページにアクセスしている時とかに。。何かのジョークか?と思いました。

詳細をみるとどうやらマルウェアをブロックしたかのように読めます。

試しにノートンとMcAfeeのスキャンをかけてみましたが何も検出されませんでした。

go.inkam.comをちょっと調べてみたら、ブラウザの拡張機能としてこっそりインストールされているケースがあるそうです。しかしながら、そんな拡張機能は入っていませんでした。

そういえばノートンをインストールしようとしたらカスペルスキーにブロックされたことを思い出しました。そしてこのポップアップはノートンを入れてから頻繁に出始めました。

もはや、どのセキュリティソフトを信用していいのかわかりませんね。

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